KFSサポート内容&ケーススタディ

KFSのワークショップサポート内容とケーススタディのご紹介

KFSでは、調査開始~調査終了までのフルサポート体制の一環として、調査実施後のワークショップをサポートしています。
*なお、本サービスは、KFSのリサーチサービスを利用された方向けに、調査結果をより活用して頂くためのサービスです。
*ファシリテーターの派遣などの単体でのサービスはお受けしていません。

ワークショップ開催の基本モデル

テーマ
  • 検証(リサーチ)結果の取りまとめ&アクションプラン立案
  • CASE1.
    ペルソナなど情報の統合分析を中心とする場合
  • CASE2.
    調査結果に基づくアクションプランの討議を中心とする場合

出席メンバー
  • 総数15~20名程度
  • 分科会、(3~4グループ)
    1グループ 4~5名
    *グループ内で、皆が発言できる単位の人数。
    *発表や、討論の時間を考えた、総数

必要な時間
  • 半日(6時間) 以上

場所
  • 日常業務から切り離せるところ。
  • 会場手配の場合は、別途費用

KFSのサポート内容


実施前
  • ワークショップ開催コンサルティング
    ~開催方法の指導、事前ミーティング
    ~社内への案内、メンバー選定方法、当日の運営方法や運営シナリオ、他

実施時
  • ワークショップ当日のメイン司会、進行(ファシリテーター業務)
  • ワークショップ運営サポート
  • 会場設営
  • 必要ツールの手配
  • ワークショップ討議内容の撮影  (ビデオ、写真:別途相談)

実施後
  • フォローアップ
    ~会議内容の取りまとめ、等

アクションプラン立案のためのワークショップ;ケーススタディ
(例):リサーチ結果をもとに新しい商品コンセプトを考える場合

STEP1

ワークショップ開催の事前準備

  • ワークショップの目的整理
  • メンバー選定・意思決定者への協力依頼
  • スケジュール設定&当日のシナリオ作り
    ~当日の運営スケジュール、メンバーのグループ分けやグループリーダーの設定等、担当決め、ルール作りを含む
  • 調査結果サマリーの作成、各種参加メンバーに事前に読み込んでもらうための資料作り
  • 場所や、ツール類の準備
  • 案内文書の作成~送付
  • 参加メンバーへの事前ホームワーク実施依頼
    ~資料の読み込み、体験や視察依頼、など

STEP2

ウォームアップ

  • 関連メンバー間で、仕事をする機会が少ない場合など。
  • 意思決定権のある人からの紹介がベター。
  • ラテラルシンキングの基本的な考え方、ブレインストーミングを行う際のルール
  • アクティブリスニング&アサーション*の実施方法等

*「アクティブリスニング&アサーション」とは:
あいづちやうなずき、質問などを効果的に使い、積極的に相手の話を聴いている姿勢を示すなど、人の話を傾聴するスキル。
ここでは、ワークショップの開催の際に、単に参加者の話を聞いているだけではなく、聞いて得た気づきやメモを、ポストイットに各自がどんどん書いて、壁の模造紙やホワイトボードに貼っていくことも含めます。


STEP3

情報共有&裏付けのある情報に基づく、アイディア量産フェイズ

  • 次のアイディア発想に役立てるための「ネタとなる情報」を出し合い、共有するための時間。
  • いつもと異なる人、部門の情報を聞くことで、視点を広げることに繋がる。
    • KFSにて実施した調査結果の概要
    • 各部門が保有するターゲットや商品・サービスの利用情報
    • 関連テーマにおける異業種の取り組み事例
    • 事前ホームワークで各自に依頼していた情報、など
  • 参加者は、発表をただ聞いているのではなく、各種調査結果で得られた考察から、各自が使えそうと思うもの、ピンときたものなど、エッセンスを抽出(=ファクトイド化)。手元のポストイット紙にどんどん、書き込んでいく。
  • メンバーの多様性(部門、性別、年齢等)を加味して、少人数(4~6人)のグループに分かれる。各グループには、グループリーダー*(KFS or 貴社スタッフ)を配属。
  • グループリーダー(KFS or 貴社スタッフ)は、情報共有段階で抽出された各エッセンスを組み合わせたり、それぞれの情報をもとに受けた各自の刺激をもとに、ラテラルシンキングの思考フレーム(オズボーンのチェックリスト、スキャンパー法、等を活用したアイディア刺激カードを利用しながら、グループ内で、アイディアが矢継ぎ早に出るように、場を仕掛けていく。
    • まずは、質よりも量作戦
    • グループ内の意見は、どんどんポストイット等に書き込み、張り出す

STEP4

アイディア集約フェイズ

  • グループごとに、各自の意見から、類似点のとりまとめ (KJ法)
  • グループ内で、意見を集約し、グループとして「押せるアイディア」を1つにまとめる。
  • グループワークでまとめあげた内容を壁に張り出し、アイディア概要、およびそのアイディアが良いと考えた理由や裏付け、アイディアを肉付けする各種要素について説明してもらう。
  1.  どのような生活者のニーズ(インサイト)に着目したか?
  2. どのような視点で現状からラテラルしたか?
  3. 具体的にどのような問題解決方法があるのか?
    新商品や新サービスのイメージ、コンセプト、コンセプト実現のための鍵となる要素
    ~コンセプト実現において鍵となる商品、売り方、プロモーションの方向性
  • アイディアへの投票は、最終的な3.「商品・サービスのイメージ」に投票するだけでなく、その前提となる1.着目ニーズ(インサイト)や、2.ラテラル視点についても実施する。
  • それによって、着目すべき方向性としては良い・発展性があるが、サービスのイメージとしては弱い、視点のラテラル方法として斬新なため他のアイディアに発展させる余地が考えられるなど、それぞれのグループの良い点を集約することが可能となる。
  • 投票方法も、単に「1番良い」だけではなく、「リスクはあるがユニークな視点」などに配点するなど工夫を凝らす。
  • アイディアの投票は、グループ単位ではなく、個人単位で実施。
    ~後から効くのは、”個人単位”の参加意識
  • メインファシリテーター(メイン司会進行役)のもと、投票結果に基づき、良いと思った理由、注目点などを皆で討議、ディスカッション
  • 討議とりまとめ (別途、コアチームによる後日展開も可。ただし、おおよその方向性はその場で決定)

STEP5

総括&次回へ

  • 討議内容の総括、全体戦略のアウトライン(方向性)確認
  • 今後のスケジュール、実施ステップの確認
  • アイディア方向性の受容度件検証のためリサーチ計画を含む

実施内容、実施方法、費用等は、参加人数、実施場所等によって異なります。詳細は、弊社コンサルタントまでご相談ください。


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